2012年2月7日火曜日

スタンフォード大学での演説



有名な演説です。

3つに焦点をしぼって話しています。

この時期、がんの告知をうけ、いったん回復したと思われたころ。

一度死を意識した人間は、宗教がさとす教えをみずから体感する気がします。

たとえば「死」を意識することで、「生」がいきてくる、といったようなこと。

一番大事なこと、一番やりたいこと以外のことがどうでもよくなってくるということ。

スティーブジョブズの話し方は、各センテンスが短くて、わかりやすい。

ユーモアもあるけれど、別に盛り上げようとしてるかんじもなく、淡々としているところがまたいい。

さらにここの演説では、普段のプロモーションと違い、

スティーブジョブズ自身のエピソードがもりこまれていて、おもしろいです。

自分が生みの親に捨てられ養子にだされたはなし。

自分がつくった会社から追い出されたはなし。

このなかで得た人生観を説教くさくなく、話しています。

先日NHKにて、「スティーブ・ジョブズのこどもたち」といったタイトルで、

この演説を聞いた学生たちのその後を特集していました。

事業を立ち上げた人が多かった気がしますが、たしかに

この演説をみちしるべにしていくと、

サラリーマンにはなりにくい気がします。


0 件のコメント:

コメントを投稿